WSL2のUbuntuでGPGキーのパスフレーズを記憶させる

keychainというパスフレーズを記憶させるツールを使って記憶させます
shellの初回起動時にパスフレーズを入力させられ、以降多分再起動するまで記憶しておいてくれる気がします

確認環境

Env Ver
keychain 2.8.5
Ubuntu 20.04.5 LTS

手順

  1. keychainのインストール
    1. sudo apt install keychain
  2. keychainの設定
    1. .zshrcとかに次の行を追加
    2. keychain -q --nogui --agents gpg --quick <GPGのkeyid>
      1. GPGのkeyidはgpg --list-secret-keys --keyid-format=longで取得可能

トラブルシュート

ssh と gpg 両方記憶させたい

こんな感じで書くと行ける。shell起動時にSSHのPW -> GPGのPWの順で入力ダイアログが出てくる

keychain -q --nogui --agents ssh,gpg --quick $HOME/.ssh/id_ed25519 <GPGのkeyid>

GPG のキーが見つからないエラーが出る

  • Warning: can’t find DEADBEEF; skipping

上記が出た場合
~/.gnupg/gpg.confに対して以下の記述をすることで改善する可能性がある(この対策は不完全かもしれない

keyid-format LONG